第4回日本機能医療学会学術大会 開催

※「第4回日本機能医療学会学術大会」は終了しました。

     「第4回日本機能医療学会学術大会」のご案内

2015年 11月【 第4回 日本機能医療学会学術大会 】を開催します
(今年度より Medical Coaching学会より名称を変更しました)

「機能医療学会」が発足しました。
「Medical Coaching」を礎とし、社会や医療の機能、クライアントの機能を医療者が考察、実践する場となります。
皆さまのご協力のもと、学会員一同更なる研鑽と医療への貢献を目指してまいります。
当学会により広い理解をいただくため、医療者に加えて今回から一般の方の参加もできるようにいたしました。
多数の方々のご参加をお待ちしております。
     

日時   2015年11月14日(土) 15:00 〜18:00(終了後懇親会)
     2015年11月15日(日) 10:00〜15:00   ※ 時間は予定です

会場    東京都 渋谷区内(申込者にお知らせします)

テーマ 『診断とは』

「医療」においての基本であり、始まりでもある「診断」という行為を情報場理論を踏まえた上で、改めて掘り下げていく。医療システムにおける診断はもとより、情報の不足や先入観、過剰診断等の問題点や「情報場」に視点を拡張することでのメリットを論考する。また、各症例からも更なる検証、考察を行い、「機能医療」の第一歩として記述する。

参加費 (2日間) 医療系国家資格保有者(臨床心理士を含む)¥30,000
         一般(上記以外)              ¥30,000
          ※ 入会金 ¥5,000 年会費 ¥ 10,000を含みます
          ※ 第1回大会に参加・登録済の方は各々 ¥25,000
         

お申し込みはこちらから→ URL:https://pro.form-mailer.jp/fms/5c8a722e46994

お問い合わせは下記まで
dr.t.w.med.community@gmail.com

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          <第4回日本機能医療学会学術大会 要旨>

「機能医療」という言葉は、個人や医療者、社会など様々な角度のから解釈が可能である。洋の東西ではなく、現統合医療とも異なり、一般にスピリチュアルと扱われるものでもない。つまり、それら全てを包括、集約した理想の医療で、新しい「医療モデル」と定義することができる。

【基調講演】「機能医療」〜脳機能学、認知科学の視点から〜
            苫米地英人博士 (ドクター苫米地ワークス代表)

                 本セッション

【症例発表】「心身双方向性の外部化 ー内部表現の観点からー」
            筑波大学附属病院 新井 励(臨床心理)
 


本発表では、医療機関が、クライアントが病を超えてゴールに向かうことを推進する機能を発揮する場になるために、心身双方向性の外部化が重要であることを、症例を通じて内部表現の観点から考察する。

 

【講演】「病の場」から「治癒の場」そして「ゴール達成の場」へ
            いけもと耳鼻咽喉科クリニック 池本 毅(耳鼻咽喉科)

近代西洋医学の枠組みでの正確な診断と治療に加え、情報空間への介入を医療者が行うと、患者自身が「病気の場」から「治癒の場」へ移動し治癒してしまう「クリニック」の形成が可能になる。さらに、「病気を治す必要性」というメディカルコーチングの視点から患者を「ゴール達成の場」に一気に導くことで、「クリニック」を「病気を治す空間」から「ゴール達成の空間」にする。これが今後の医療の形と考える。本講演では、具体例と当院での実践を提示、考察していく。

【講演】 機能医療概論
            尾上 久和(機械システム工学)

機能医療を「現代医療を情報空間に拡張し、情報場の概念を導入したもの」という視点から解釈する。特に、「場」や「機能」の概念を「医療」の文脈で分析し、いかに応用するかを考察する。そして、テーマである「診断」を機能医療の枠から探る。


           『メディカルコミュニティー共同発表』

【論文】 情報場診断
            医療法人弘生堂 須田医院 須田 道雄(内科)
             ドクター苫米地メディカルコミュニティー 


ひとは、五感+言語(モーダルチャネル)を駆使し、正常と異常(病気)とを分ける作業を行っている。ひとの機能障害を防ぐために正常を想定、異常との差分をカテゴリー化し、予防や治療(加療)に繋げる行為を「診断」と定義する。 
医療者の思考と、クライアントの自己認識や環境との関係性からなる情報場の多角的な軸をもとに、正常と異常の差分を評価できる。このことが予防や治療に効果をもたらす。 これに「情報場診断」と名付け、現医療に付加することを提案する。
 


【論文】 自律した行動選択を援助する医療
 
            
            医療法人弘生堂 須田医院 須田 道雄(内科)
            
            Dr.苫米地メディカルコミュニティー 尾上久和 針谷佳代子 

クライアントには様々な情報場があり、その写像として「主訴」がある。他者による「自我」の汚染で、自律した行動選択が困難となり、各症状を呈する。クライアントが「枠」にとらわれないゴール設定をし、医療者がその援助を行うことで、症状や問題が減少、消失していく。この1年間に当院で経験した数症例を報告し、今後の課題について分析、考察する。

【症例発表】『チャクラチェック』を用いた施術効果の検証
            治療院癒しの手  小山内 光代(鍼灸・マッサージ)

術前術後にカウンセリングと演者独自の「チャクラチェック」を行う症例を提示し、クライアントの変化を比較し、診断と施術効果を検証、考察する。

【講演】顎関節と心身 〜その密接な関係について〜
            Dental Office Harigai   針谷 佳代子(歯科)

顎関節を中心とした口腔周囲組織にアプローチすることにより、口腔・歯科領域だけでなく心身のあらゆる「場」に影響が観られる。現在、顎関節に明確な診断基準はない。顎関節症やカリエス等、諸症状の「原因」の抽象度を変え、更に、あえて「顎関節」を診断に取り入れることにより、症状や問題の解決をはかる。

    

【講演】「家で死にたい」を叶えるために
            峯尾 奈津子(看護)

「自宅で最期を迎えたい」と望む人が国民の54%である(平成19年度内閣府意識調査)のに対し、自宅で亡くなった人は12%にとどまる(平成23年度国の統計)。看護の現場では、クライアントが「最期」について考えるとき、「自分の最期は家で迎えたい」という言葉が往々にして語られる。
この言葉を叶えていくために、必要な知識、姿勢を看護師の視点から提示する。

                                    以上

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第7条 (合意管轄等)
1 本規約に関連して,会員及び利用者と当学会との間で紛争が生じた場合には,双方は,ともに誠意をもって協議するものとします。
2 前項により協議をしても解決しない場合は,東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
3 本規約の準拠法は,日本国法とします。

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以上